可用性サービスレベル条件

(最終更新:2021 年 2 月 25 日)

  1. 概要

    1. Automation Anywhere Inc. (「AAI」) のクラウド配信型サービスの一部は、以下に記載する本可用性サービスレベル規約 (「可用性規約」) が適用されます。
  2. 定義

    1. 特段の記載がない限り、本可用性条件にて定義されていない太字表記のすべての用語は、(以下のとおり) CAAで定義された意味を持つものとします。

    2. 可用性サービスレベルクレジットとは、以下の第 7条条件に従い計算された該当するサービスレベルクレジット額を意味します。

    3. CAAとは、お客様によるAAI のクラウド配信型サービスの使用について、お客様とAAI との間で締結されたクラウドオートメーション契約または名称如何にかかわらずその他の契約を意味します。

    4. クラウド デプロイ型 Control RoomまたはControl Roomとは、AAI のエンタープライズクラウドを通じてお客様にアクセスが許可されている AAI の Control Room ソフトウェアを意味し、当該 Control Room にアクセスするための URL が含まれます。

    5. クラウドイネーブルド Control Roomとは、お客様のオンプレミス環境でデータを保存および処理する AAI の Control Room ソフトウェアのことを意味し、そこでは、AAI のエンタープライズクラウドを通じて Control Room の一部の機能を使用することが許可されています。

    6. 直接購入とは、お客様が AAI から直接 AAI のサービスを購入したことを意味します。

    7. 緊急メンテナンスとは、以下の第 5 条の定義された意味を有します。

    8. 間接購入とは、お客様がパートナー (以下に定義) を通じて AAI のサービスを購入したことを意味します。

    9. パートナーとは、AAI に代わりサービスを販売する権限を有する AAI のチャネルパートナーを意味します。
  3. サービス可用性

    1. サービス可用性。 お客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様にクラウド デプロイ型 Control Room へのアクセスが付与された日から、お客様/パートナーのエンド ユーザーのお客様は、(以下に定義される)定期ダウンタイム、緊急メンテナンスおよび不可抗力によるダウンタイムを除き、1日24 時間、週7日アクセスおよびログインできるものとします (サービス可用性)。

      本可用性条件において、サービス可用性は、以下の計算式に従い各暦月ごとに測定され、運用可能分数は、各暦月期間中の合計分数とします:


      (運用可能分数 –臨時ダウンタイム - 緊急メンテナンス –定期ダウンタイム - 不可抗力事象)×100
      (運用可能分数 - 緊急メンテナンス - 定期ダウンタイム - 不可抗力事象)


    2. サービス可用性の適用範囲の制限。 AAI のサービス可用性に関する義務は、(i) (クラウドイネーブルドControl Room ではなく) クラウド デプロイ型 Control Roomおよび (ii) (コミュニティ エディション (CE)、ベータ版、アーリー アクセス プログラム、無料トライアルまたはテスト、サンドボックス、ステージング、もしくは非本番開発環境ではない) 本番環境の Control Roomに対してのみ適用されるものとします。
       
  4. 定期ダウンタイム
     
    1. 定期ダウンタイムとは、AAI が事前に予定した計画的なシステムメンテナンスの実施により Control Room が使用できなくなる期間を意味します。AAI は、すべての定期ダウンタイムについて最低 48 時間前に通知するように商業上合理的な努力を払います。定期メンテナンス時間枠は、https://status.automationanywhere.digital (英語) にて事前に発表されます。AAI は、定期ダウンタイムに伴う Control Room の中断、アクセス不能または操作不能を最小限にするように商業上合理的な努力を払います。
    2. 測定。 定期ダウンタイムの期間は分単位で測定され、Control Room が使用不能となる時から Control Room が使用可能になる時までの経過時間に相当します。予定されたメンテナンス期間を超過する事象は停止につながり、停止期間が予定された期間を超過した時間は、当該事象が発生した月のサービス可用性レベルに加算されます。
  5. 緊急メンテナンス
     

    「緊急メンテナンス」とは、AAI サービスにかかる緊急事態に対処するために、定期ダウンタイム外で、AAIが緊急パッチ、修正またはその他の緊急メンテナンス作業の実施に要する期間を意味します。緊急メンテナンスが必要な場合、AAI は、緊急メンテナンスについて https://status.automationanywhere.digital (英語) にて実施可能な範囲において事前通知を提供します。

  6. 臨時ダウンタイム
     
    1. 臨時ダウンタイムとは、(i) インターネット、(ii) お客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様による不作為、作為、エラー、乱用または誤用、(iii) お客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様の機器またはソフトウェアの障害、または AAI の直接管理下にない第三者の機器またはソフトウェアの障害、(iv) CAA に則る権利の差し止めまたは終了、(v) AAI がお客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様に本サービスの使用を変更するよう通知した後の使用継続、または(vi) 以下第 6.3 条に定義された不可抗力事象に起因する停止または不可用性を除き、定期ダウンタイム外でControl Room が使用不可の期間を意味します。
       
    2. 測定。 測定は、月毎に分単位とします。
       
    3. 不可抗力。 不可抗力事象とは、本 可用性条件に基づく当事者の義務遂行を直接的または間接的に妨げ当事者の合理的な管理の範囲を超え相当な注意を払ったにもかかわらず全体的または部分的な回避が不能なイベントまたは状態を意味します。これには、天災、自然災害、パンデミック、伝染病、戦争、暴動、封鎖、暴動、テロリズム、妨害行為、サービス妨害攻撃 (州または国が支援するサービス妨害攻撃を含むが、これらに限定されない)、商業的に合理的な既知の解決策のないウイルスまたはハッキング攻撃 (国家による、または国家の代わりに意図的/標的化されたハッキング含むが、これらに限定されない)、内乱、市民の暴動、または政府および人の一般的な拘束または逮捕、ボイコット、ストライキ (ゼネストを含む)、ロックアウト、電力または通信サービス障害、またはその他同様の産業上の混乱等が含まれますが、これらに限定されません。
       
  7. 報告および可用性サービスレベルクレジット
     
    1. 報告
       
      • 直接購入
         

        お客様は、Apeople 経由で以下のケースタイプを使用してサポート ケースを起票しサービス可用性の問題を報告するものとします。:クラウド可用性に関する問合せ、および AAI がインシデントを調査できるように合理的なレベルで、少なくともサービス可用性インシデントの日付、時刻、継続期間を示すツール ログまたはその他の証跡を含む詳細を提供するものとします。
         

      • 間接購入
         

        パートナーは、Apeople 経由で以下のケースタイプを使用してサポートケースを起票し、パートナーのエンド ユーザーであるお客様に代わりサービス可用性の問題を報告するものとします。:クラウド可用性に関する問合せ、および AAI がインシデントを調査できるように合理的なレベルで、サービス可用性インシデントの日付、時刻、継続期間を示すツール ログまたはその他の証跡を含む詳細を提供するものとします。サービスクレジットは、パートナーのエンド ユーザーであるお客様の代わりにパートナーに対して付与され、当該パートナーは、当該エンド ユーザーであるお客様に対してサービスクレジットを付与する責任を負います。
         

        AAI のプラットフォーム全体のサービス可用性状況に関する一般情報は、以下のリンクから閲覧できます。https://status.automationanywhere.digital (英語) 可用性サービスレベルクレジットの対象となるためには、お客様 (直接購入の場合) またはパートナー (間接購入の場合) が、サービス可用性のインシデントが発生した月の翌月末までに書面でクレジットを申請する必要があります。AAI は、申請について調査し、該当月にサービス可用性を満たすせなかったと判断した場合、AAI は、お客様またはパートナーに対しいかに示す可用性サービスレベルクレジットに該当する金額を付与します。

    2. 可用性サービスレベルクレジット
       
      • 該当月のサービス可用性が 99.9% 以上である場合、可用性サービスレベルクレジットは付与されません。
         
      • AAI は、該当月のサービス可用性が 合計で95% から 99.89% であった場合、該当する暦月またはその一部に割り当てられたサブスクリプション料金の 5% に相当する可用性サービスレベルクレジットを付与するものとします。
         
      • AAI は、該当月のサービス可用性が 95% を下回った場合、該当する暦月またはその一部に割り当てられたサブスクリプション料金の 10% に相当する可用性サービスレベルクレジットを付与するものとします。
         
      • 可用性サービスレベルクレジットは、お客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様の将来のサブスクリプションの更新料金に対してのみ適用され、追加購入やプロフェッショナルサービス料金には適用されません。お客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様がサブスクリプションを更新しないことを選択した場合、可用性サービスレベルクレジット累計額は、その時点のサブスクリプション期間の満了日から 90 日以内にお客様または (パートナーのエンド ユーザーであるお客様の代わりに) パートナーに返金されるものとします。
         
      • お客様 (および間接購入の場合はパートナー) は、可用性サービスレベルクレジットが月一回付与される権利を有するものとします。臨時ダウンタイムがお客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様の業務に悪影響を及ぼさなかった場合、可用性サービスレベルクレジットはお客様またはパートナーのエンド ユーザーであるお客様に付与されないものとします。
         
    3. 限定的救済措置。 本可用性条件の第 7 条に規定する可用性サービスレベルクレジットは、CAAおよび本可用性条件に基づき、Control Room が使用不能もしくは AAIサービスが不機能であることに関するお客様およびパートナーのエンド ユーザーであるお客様の唯一かつ排他的な救済措置を定めています。
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