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  • オートメーション・エニウェア、AIソリューション「IQ Bot」のOCR対応を強化 「Google Cloud Vision API」が利用可能に

日本語など多言語で文書処理自動化の利便性を向上

RPA プロバイダーのオートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社は、インテリジェント文書処理(IDP)ソリューション「IQ Bot」で利用できる OCR ソリューションに「Google Cloud Platform」が提供する「Google Cloud Vision API」を追加して本日 7 月 2 日(木)より提供開始します。IQ Bot ユーザーは追加費用なくこれを利用できます。今回はユーザーの利便性をさらに高めるために、日本語をはじめとするさまざまな言語に対応する OCR ソリューションの選択肢を増やしました。

Microsoft_OCR

どのインスタンス(帳票)をどのOCRで
読み込んだかを一覧で見られる画面の例

製造業で利用される部品表(BOM)に部品データを登録、承認する一連の業務プロセスをAutomation Anywhere Enterprise A2019とIQ Botで自動化した例の動画を以下からご覧いただけます。(音付きです)

 【参考動画リンク

今回、IQ Bot と Google Cloud Vision API が連携して機能が拡張されたことで、Google Cloud の Document AI を活用でき、文書処理能力が向上しました。これにより処理スピードと精度が向上しただけでなく、RPA と AI 技術を組み合わせて、請求書、発注書、部品表、ミルシート(鋼材の品質を証明する書類)、医療機関の領収書など、さまざまな様式の書類から半構造化データと非構造化データを巧みに抽出できます。

昨今のコロナ禍が医療や官公庁の現場に影響を与え続けていますが、世界中の組織で IQ Bot が活用され、迅速かつ正確に結果を出しています。今回のGoogle Cloud Vision API との連携により、ヘルスケアや製造業、その他の幅広い業界でも書類が多く使われる業務プロセスの自動化を効率的に行えるようになります。

例えば医療機関では、IQ Botが匿名化された患者記録が書かれた書類から重要なデータを自動的に抽出し、迅速かつ正確に処理することで、貴重な時間を効率的に使いながら治療に集中することができます。また、1 日あたり数万ページを処理できるように利用範囲を拡張することもできますので、より多くのデータを処理できるようになり、スタッフの意思決定をより迅速に行えるようになります。

コロナ禍で見直される危機対応でも、書類を中心にした業務プロセスの自動化は重視されています。こうした企業にとって IQ Bot は、オンプレミス、クラウド、またはハイブリッド クラウドなど、環境を選んでご利用いただけますので、導入開始までの時間やコストを柔軟に検討していただけます。

 

Google Cloud、Head of Partner Solutions and AI Partnerships

Pallab Deb氏のコメント

「Google Cloud Vision APIは書類の文字を読み取る強力な事前訓練済み機械学習モデルを提供します。オートメーション・エニウェアとの統合により、数百万ものユーザーが『Document AI』 を活用して書類を迅速に処理できるようになります。対応言語も幅広く、日本語、韓国語、その他数十の言語で業務ワークフローを自動化することができます。」

オートメーション・エニウェア CTO プリンス・コーリのコメント

「最近、お客様がリスクに効果的に対応しながらイノベーションを追う体制にするために、クラウドベースのRPAソリューションに対するご要望が増えています。IQ BotはクラウドベースでAIを活用したデータ抽出が行えますので、生産性を妨げる要因を取り除いたり、データ処理における問題を解決したり、新しい業務自動化に導きます。」

 

Automation Anywhere、IQ Bot は Automation Anywhere, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

その他記載されているすべての製品およびサービス名は、各社の各国における登録商標または商標です。

 

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