数百万ドル規模の投資によりMicrosoft Azure上にオートメーション・エニウェアのBotを実装へ
RPAプロバイダーのオートメーション・エニウェア(米国本社:カリフォルニア州サンノゼ、CEO:ミヒール・シュクラ)は本日、マイクロソフトコーポレーションとの戦略的コラボレーションを発表しました。今後両社は、お客様の業界や規模に関わらず、世界中の企業が業務自動化を実装してビジネスプロセスを改善できるよう支援します。
今回のコラボレーションにより、Microsoft Azureからオートメーション・エニウェアのソフトウェアBotにアクセスできるようになります。これにより、大規模で非構造的なデータセットの管理を効率的に行えるようになり、Microsoft Azure上で行っていた従来の作業の時間の短縮や運用コストの削減が期待できます。
また、本コラボレーションでは両社製品を戦略的に連携させます。具体的にはオートメーション・エニウェアのRPAプラットフォームとMicrosoft Azure、Microsoft Artificial Intelligence(AI)、Microsoft Cognitive Services を連携して利用できるようにし、両社のお客様に共同で販売、マーケティングを行っていきます。さらに、数百万ドル規模の投資を行い、RPA導入を促進しながら、Microsft Azure上にRPAを円滑に移行できるように、拡張性と信頼性の高い手法を開発します。
オートメーション・エニウェアがMicrosoft Azureを推奨クラウドサービスに選択したことで、両社のお客様がクラウドを介していつでも、どこでも、誰でも自動化テクノロジーにアクセスできるようになります。オートメーション・エニウェアのRPAプラットフォームをオンプレミス、パブリックまたはプライベートクラウド、あるいはMicrosoft Azure上でホストすることで、生産性とイノベーションの向上、ROIの改善を支援します。
オートメーション・エニウェアは、従業員と隣り合って働くソフトウェアBotを活用して反復作業を自動化する「インテリジェント デジタルワークフォース」というコンセプトを市場に生み出しました。これにより、人が得意な知的なビジネス活動に重点を置くことができるようになります。
高度なRPAとAI、そして組み込み型の分析技術を統合することで、オートメーション・エニウェアのお客様は世界のさまざまな産業に広がっています。 例えば世界のトップヘルスケア企業の90%、世界のトップテクノロジー企業の85%、世界のトップ銀行・金融サービス企業の85%以上、世界のトップテレコミュニケーション企業の80%が当社製品を導入しています。
本コラボレーションは両社のお客様に以下ようなのメリットを提供します。
調査企業IDC SaaSおよびクラウドソフトウェア担当リサーチディレクター Frank Della Rosa氏は次のように述べています。
「クラウドコンピューティングはデジタルエンタープライズの基盤になります。デジタルエンタープライズは組織の機敏を高めて市場を開拓するために、AIを活用した業務自動化のようなイノベーションを推進する力を必要とします。オートメーション・エニウェアとMicrosoft Azureの組み合わせは高度に知的なデジタル業務環境を生み出します。この環境ではソフトウェアのBotが最大の効率と正確さで、クラウドで行うインテリジェントな業務自動化が生み出す価値を最大限に、引き出します、活躍します」
米国大手食品企業Mars社のオートメーション ディレクター John Cottongim氏は次のように述べています。
「オートメーション・エニウェアと、Microsoft AzureのIaaSとコグニティブ技術の組み合わせを活用して、マースは事業の価値を高め、全組織でお客様の体験を改善するスピードを高めることができます」
マイクロソフトコーポレーションのCloud and Business Microsoft Business Applications and Industry担当コーポレートバイスプレジデント、アリサ テイラー(Alysa Taylor)氏は次のように述べています。
「デジタルトランスフォーメーションは現代のオフィスに革命を起こしています。そして、マイクロソフトがこの革命の最先端にいる中、オートメーション・エニウェアは、繰り返しのオフィス業務からナレッジワーカーを解放することでデジタルオフィステクノロジーを次のレベルへと導いています。オートメーション・エニウェアのビジョンは私たちのビジョンと完全に一致しており、あらゆる製品、アプリケーション、サービス、エクスペリエンスにインテリジェンスを注ぎ込み、全ての人に業務の自動化を提供します」
オートメーション・エニウェアのCEO兼共同創立者ミヒール・シュクラ(Mihir Shukla)は次のように述べています。
「企業は、クリエイティビティやイノベーションを実現するにあたって、業務の自動化によるコスト削減や人が得意な知的業務に集中するといったRPAの利点を認識しています。マイクロソフトコーポレーションとのパートナーシップ拡大は、このような利点をより多くの企業に享受してもらえるように支援します」
マイクロソフトは世界中のエグゼクティブブリーフィングセンター(EBC)でオートメーション・エニウェアの業務自動化製品を紹介する予定です。EBCでは、オートメーション・エニウェアのテクノロジーにより実現するマイクロソフト製品のデモをご覧いただけます。