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RPA が金融サービスのコンプライアンス維持をサポートする 4 つの方法

2019年 12月 17日 プロダクト インサイト 執筆: Steve Gold
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RPA が金融サービスのコンプライアンス維持を支援する 4 つの方法

Thomson Reuters によると、金融機関は業界規制に対してコンプライアンスを維持するため、さまざまな顧客確認 (KYC) 手続きの管理や更新に年間約 5 億ドルかけています。リスク評価の際に顧客の識別に重点を置くこれらの実務は、詐欺やマネー ロンダリングとの戦いの最前線です。

このような努力にもかかわらず、Fenergo のレポートによると、世界中の銀行・金融サービス・保険 (BFSI) 機関が 2018 年以降にコンプライアンス違反で 270 億ドルの罰金を科されています。ロボティック・プロセス・オートメーション (RPA) を活用することでこのような問題が解消され、企業は確実に顧客確認を行えるようになるだけでなく、コンプライアンスを維持し罰金を回避できるようにもなります。

RPA は、規制変更を調査したり、コンプライアンス改正を確認したり、アップデートが必要なことやガイドラインを遵守することを担当者に知らせたり、といった反復的な手作業を実行するソフトウェアです。金融サービスが、次の 4 つの分野でKYC プロセスを改善するのに役に立ちます。

1. マネー ロンダリング対策 (AML) の選別と調査

AML システムは不審なビジネス取引を検出するよう構築されており、KYC プロセスに直接的な影響を与えます。このシステムは、偽札取引や合法的資金が不審な活動に関与している取引などを探します。これらのシステムは旧式であることが多く、大量の誤検出が発生するため、銀行のコンプライアンス部門に膨大な課題を生み出しています。

RPA を使って警告プロセスを強化すれば、コンプライアンス部門は AML システムをアップデートし、誤検出数を減らすことができます。RPA はデータを収集しながら、そのデータを潜在的な不正行為に関する正確な情報を提供するアラートにリンクさせることができます。

RPA はこれまでに取られてきた対策を素早くチェックし、これらの処置に基づいた調査方法を推奨することもできます。

2. 正確な顧客リスクのプロフィール/h2>

金融機関は、氏名、職業、自宅住所などの顧客の基本情報を取得し検証する際に、連邦政府から義務付けられている顧客識別プロフィール (CIP) を作成します。CIP は金融機関が顧客のリスク レベルを査定するのにも役立ちます。

カスタマー サービスの担当者は通常これらの情報を直接顧客から取得する傍ら、複数のシステムから追加データを収集して、手作業でフォームを完成させます。すべてが間違いなく記入されたら、担当者は認証のために第三者機関に連絡します。雇用者や自宅住所が新しくなって変更が必要な場合は、上記のサイクルが繰り返されます。

RPA を活用すれば、活用しない場合にかかる時間とは比べものにならない速さで、これらのプロセスすべてを実行することができます。認証のために手動で外部に CIP を送信する代わりに、自動化された Bot が担当者に代わって操作を行ってくれます。Bot にドキュメントを追跡させたり、未完成の情報や一貫性のない情報を特定させたりすることができます。RPA は監査記録を作成することもできるので、CIP ライフサイクル全体を通した金融にとっての RPA のメリットコンプライアンスを確実に維持することができます。

3. 顧客デュー ディリジェンス (CDD) における効率性の向上

コンプライアンス部門は通常、たとえば株主に関する公開情報を検証するなどして、複雑に入り組んだデータの網をうまく擦り抜けて、本人が言う通りの人物であることを確認しています。CDD プロセスを完了させるため、正確な結論を導くにあたり調べなければならない文書の量は圧倒的で非常に時間がかかることがあります。

RPA を利用することで、これらすべてを数分で処理することができます。RPA は、コンプライアンス部門が考慮しなければならない、さまざまな情報源すべてから得られる (構造化されていないテキストを含む) 大量のデータを処理することができます。さらに重要なことに、RPA を活用すれば、包括的で監査可能かつ正確なリスク プロフィールを作成することができます。これにより、綿密なリスク ベースのアプローチを使って、結論を導くことができます。

4. 規制変更の管理とコンプライアンス

RPA と人工知能 (AI) を組み合わせることで、大量のデータの中にあるパターンを検出することができます。このようなインテリジェント オートメーションは、常に変化し続ける金融規制を理解し、プログラムの要件に関するあらゆる変更を監視し、必要なアップデートをチームに通知することができます。コンプライアンスの更新により影響を受ける CIP の要素を特定することもできます。

コンプライアンス違反は大きな損害をもたらします。顧客確認や金融サービスにおける法規制順守の維持は、複雑である必要はありません。RPA を導入すれば、金融機関が監査の一歩先を行き、違反金を回避しながら、規制強化に備えてより先を見越したコンプライアンス プログラムを開発するのに役立ちます。

BFSI 機関におけるコンプライアンス
維持のために RPA を導入