コニカミノルタジャパン、新型コロナウイルスの影響で発生した複合機の物流業務をRPAで自動化
複合機(MFP)・プリンター、印刷用機器、ヘルスケア用機器、産業用計測機器などの販売、並びにそれらの関連消耗品、ソリューション・サービスなど。

課題
年間で一番の繁忙期である3月に、新型コロナウイルスの影響で海外からの複合機の部品が予定通り入荷しないという事態が発生。
在庫調整のため、物流スタッフが1件ずつ在庫を引き当てながらシステムに入力する突発業務が、一日400件(処理時間にして12時間程度)発生。
処理時間増加による処理の滞りのため、期末に向けて影響が出る恐れがあった。
ソリューション
受注システムから受注データを抽出し、在庫調整リストとデータを突合する処理をRPAで自動化。
対応すべきオーダーを、担当者が手作業でチェックすることなく、 Botが自動的に提出する仕組みを構築した。
Botの作成にかかった期間は、物流担当者のヒアリングや開発・テストも含めて10日間ほど。
85%削減
手作業で1日12時間かかっていた
処理時間の削減効果
2,460時間
年間削減効果
影響は最小限
会計年度である3月末までに
処理を終えることができ、
お客様や会社の会計への影響を
最小限に抑えることができた。