Salesforce Venturesを中心に、 RPA普及、人とソフトウェアロボットのコラボレーションを促進

RPAプロバイダーのオートメーション・エニウェアは、2億 9000 万ドルのシリーズ B資金調達を完了しましたのでお知らせします。今回の資金調達では Salesforce Ventures がリードインベスターとなり、これまで投資を受けた SoftBank Investment Advisers と Goldman Sachs などからも追加投資を受けました。今回の資金調達後の弊社価値評価額は 68 億ドルとなりました。

弊社は今回の調達によりビジョンを踏襲した取り組みを促進させます。特に、お客様が業務プロセス全体を自動化する取り組みを支援し、現場と管理業務が AI を活用したインテリジェント・オートメーション・プラットフォーム上で円滑に連携できる環境整備を強化します。そして、従業員とソフトウェアロボット(Bot)が協働で業務を行えるコラボレーション環境を進化させます。こうしてお客様が弊社のプラットフォームを利用していただく際の体験と、業務生産性の向上に寄与します。

昨年弊社は、5 億 5000 万ドルのシリーズ A 資金調達を SoftBank Investment Advisers、General Atlantic、Goldman Sachs、NEA、World Innovation Lab、Workday Ventures から受けました。今回の Salesforce Ventures などからの投資は、弊社が RPA 分野でリーダーシップを取っていることを示したものです。

調査会社ガートナー社は、ビジネス環境のデジタルトランスフォーメーションの追い風もあり、RPA が企業向けソフトウェア分野で最も早い市場成長をしていると指摘しています。

米オートメーション・エニウェア CEO 兼 共同創業者 ミヒール・シュクラのコメント

「AI を搭載した Bot が、従業員、プロセス、テクノロジーの 3 要素を連携させて生産性向上を支援するようになりました。このように私たちの働き方にこれほど大きな変化が訪れたのは初めてだと思います。弊社は今回の資金調達により、お客様の業務プロセス全体を自動化して現場と管理業務が円滑に連携する環境作りを強化します。そしてお客様がより機敏に、より高い生産性をもってビジネスを行えるように支援しながら、RPA 分野が目指す役割を実現していきます。」

弊社はこのほど、Salesforce が提供しているエンタープライズ向けクラウドサービスのマーケットプレイス「Salesforce AppExchange」で「Automation Anywhere Salesforce Connector」を新規に提供開始しました。Automation Anywhere Salesforce Connector は、弊社のインテリジェントなオートメーションプラットフォームをさらに便利に活用していただけるように、機能を設定した弊社の Bot を提供するアプリケーションです。例えば、カスタマーサービス部門の担当者が電話対応中に、自分の PC 上で Bot を稼働させ、対応時間の短縮や的確な情報提供の支援ができるようになります。

Salesforce Service Cloud担当 エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー ビル・パターソン氏のコメント

「オートメーション・エニウェアは、Salesforce のお客様が繰り返し行う作業や手作業をより平易な操作で自動化して、その先のお客様への対応に集中できるように支援をしてくれています。今回、両社のパートナーシップが拡大したことで、より多くのお客様が業務プロセス全体を自動化して、デジタルトランスフォーメーションを加速できるようになり、喜ばしく思います。」

 

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